枚方王子

枚方王子

ANAに乗ってマリオットに泊まることが趣味です。2019にSFC修行を解脱し、コロナ特別対応により2021までANAプラチナのようです。🏢2020年は、マリオットのプラチナチャレンジからのチタン達成しました。

クロス取引で獲得した株主優待「すかいらーく」お食事券1万1000円分が届いたので、初心者なりに収支計算してみた

【本記事本文3151字】

平成29年12月にクロス取引で人気銘柄「すかいらーく」の株主優待を獲得しました。

この獲得には、フライングクロスという裏技的なものにトライし、無事、激戦の「すかいらーく」の株主優待の権利をゲットしました。

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今後、自身がクロス取引やフライングクロスを行う際の備忘録として、収支計算等をメモに残しておこうと思います。

さて、このフライングクロスを使うと、「すかいらーく」のような人気銘柄であっても、株主優待を獲得できるチャンスが大きくなり、結果的に株主優待の権利を獲得しやすくなります。

ただし、デメリットとしては、通常のクロス取引より手数料が多くかかります。

フライングクロスについては下記記事に詳細を記しています、興味ある方は是非こちらをご覧ください↓↓ www.hirakataouji.xyz

 

 そもそもクロス取引とは??

 フライングクロスという技は、クロス取引の応用パターンですね。

そもそも「クロス取引とは??」という方は、その仕組みを下記記事に記載してあります↓↓

www.hirakataouji.xyz 

人気銘柄「すかいらーく」の優待内容

今回獲得した銘柄「すかいらーく」の株主優待の内容は以下のとおりです。

保有株式数 贈呈金額(食事券)
(12月末日基準日)
100株~299株 3,000円
300株~499株 11,000円
500株~999株 18,000円
1,000株~ 36,000円

私が取引をした平成29年12月20日頃の株価は1640円前後なので、概ね

  • 3000円分の株主優待を狙う場合は100株×1640円=16万4000円
  • 1万1000円分の株主優待を狙う場合は300株×1640円=49万2000円

程度の取引をする必要がありました。

当然、保有株式数に比例して優待内容も良くなっていきますが、今回は、現実的でお得な「300株で1万1000円の優待券」を狙ってチャレンジしました。

フライングクロスで必要な費用項目

後述する費用計算をする上で、フライングクロスをする過程のどの行為に手数料等の費用がかかるかをわかりやすくしようと思います。

フライングクロスをして優待を獲得するまで流れで費用(手数料等の諸経費)がかかるものは以下の4つです。

  • ①信用売り(売買手数料)
  • ②現物買い(売買手数料)
  • ③強制決済(売買手数料+貸株料)
  • ④現物売り(売買手数料)

なお、通常のクロス取引(一般信用売:5日短期)で最終的に現渡をするなら、上記①、②及び③(貸株料のみ)の費用だけで済みますが、フライングクロスをすることで余分にかかる費用として上記③(手数料)及び④がプラスして計上する必要があります。 

 

実際にかかった費用を収支計算

すかいらーくの株主優待(300株)をフライングクロスした収支計算をしてみます。

素人ながらですので、誤りがあるかもしれません。

収入は1万1000円の食事券 

上記表のとおり、すかいらーくの株主優待300株で得られるものはすかいらーくグループで利用可能の食事券1万1000円分です。

内容としては、500円分の食事券を22枚でした。

リーズナブルなガストやバーミヤンで利用すれば、家族で利用しても数回無料で食事ができますし、店舗数も多いので使い道に困ることはありません。

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その他にも、「じゅうじゅうカルビ」でも利用可能ともありますので、贅沢に焼肉で使うのもありかもしれません。

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コスト(費用)は??

コストについては、大きく分けて「株式を売買するのに証券会社に支払う手数料「信用売りによって借りた株の賃貸料(貸株料)の2つです。

手数料については、SBI証券のみならず、どこの証券会社でも明確に表示されていますので、計算は簡単ですね。

貸株料については、少し計算する必要があります。

なお、SBI証券の信用売り(一般短期5日)の貸株料の金利は3.9%です。

そして、下記①②の取引をする際の「すかいらーく」の株価は1640円でした。

さらに、今回取引した数量は300株です。

では行きましょう!!

(以下平成29年12月時点の手数料)

  • ①信用売りの費用:手数料206円
  • ②現物買いの費用:手数料293円
  • ③強制決済の費用:手数料206円+貸株料578円(貸株料の計算式:1640円×300株×0.039÷365日×11日=約578円)
  • ④現物売りの費用:手数料293円

①+②+③+④=合計1576円

となります。

貸株料の計算、特に「11日間」の根拠は次項で示します。

参考:貸株料の計算解説 

③の貸株料が一番わかりにくですね。

今回、株価が1640円で300株信用売りしたので、49万2000円分の株を借りました。

年利が3.9%ですので、49万2000×0.039で、1年間借りた場合の貸株料が1万9188円となります。それを365日で割れば1日当たりの貸株料52.5円が出てきます。

そして、私が今回の信用取引で株を借りた期間は11日になるので、52.5円×11日=578円となるわけですね。

以上から、上記③の貸株料が算出されます。

次にこの11日という数字はどうやって出てきたのか?が気になりますよね。

株は約定日を含めて約定から4営業日目が受け渡しの日になります。

貸株料は、約定した日から発生するのではなく、実際に株の受け渡しを受けた日から発生します。

そして、今回のフライングクロスは、12月20日が約定日、12月27日が強制決済日でした。

つまり、

【12月20日が約定日】

12/20:1営業日目

12/21:2営業日目

12/22:3営業日目

12/23:祝日

12/24:日曜

12/25:4営業日目=受渡日=貸株料発生の日

【12月27日が強制決済日】

12/27:1営業日目

12/28:2営業日目

12/29:3営業日目

12/30:休場日

12/31:休場日

1/1:休場日

1/2:休場日

1/3:休場日

1/4:4営業日目=受渡日=貸株料発生の最終日

となり、つまり、12/25から1/4までの11日間貸株料がかかるという計算だと思います。(ちょっと自信ない・・・)

収支まとめ

というこで、1万1000円分の食事券を得るためにかかった費用は、1576円ということになり、フライングクロスしてでも獲得するべき優待内容であるということが明確になりました。

正直計算があっているか不安も多いところですが、多少計算ミスがあったとしても、少しのズレだと思いますので、やはりお得な優待であることに違いはないと思います。

 平成30年2月からSBI証券でルール変更

SBI証券でクロス取引をする際の前提として、一般信用売り(5日短期)を利用したものでしたが、平成30年2月13日19時以降、「5営業日→15日営業日」と期間が変更になっています。

これはつまり、他社より早い時期に一般信用売りが可能になるというメリットがある反面、貸株日数が増え、結果的に貸株料が増えるというデメリットがあります。

せっかく覚えたところなのに・・・泣

でも、実際に株主優待が家に届くと、なんだか嬉しい気分になりました、ま田どこかのタイミングでクロス取引をしようと思うので、次回こうご期待ください。 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!!

誤りがあれば、コメント等からドシドシご指摘いただければ非常に嬉しく思います。

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